年中行事
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年中行事
春・秋の彼岸会|毎年3月・9月
当寺院では、春秋2回の彼岸会があります。
彼岸会は春分と秋分の日を中日として、前後の3日ずつ計7日の間に行われる法会で、この習慣は日本特有のものして、平安時代初期から朝廷で行われており、江戸時代には年中行事化したそうです。
彼岸会では南無阿弥陀仏を称えて、生命を慈しみ、自分を育んでくれたご先祖様のご恩に心から感謝しましょう。
施餓鬼会|毎年8月15日
施餓鬼の餓鬼(がき)とは、俗にいう生前の悪行により亡者の世界に落ちた魂や無縁仏となった霊や魂で、常に飢えと乾きに苦しんでいるものを指しています。
施餓鬼では、そういった者たちにも飲食物を与えて供物を施すことで、餓鬼の供養を行います。夏のお盆の時期には、亡くなったご先祖様の供養を行うのと同時に、餓鬼の供養も行ない、徳を積むことで自分にも救いがあるとされています。
除夜の鐘|毎年12月31日
当寺院では、年末になると除夜の鐘を鳴らします。
「除」には、古きものを捨てて新しいものを迎えるという意味があり、一年の最後であり新年を迎える大晦日は「除」の日、つまり「除日」とされています。これにより、「除夜」とは大晦日の夜のことをいうのです。
思い起こせば1年の間に様々なことがあったと思います。年末、寺院から響き始める除夜の鐘に耳を澄ませて、心を清め、穏やかに新年を迎えてください。